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太陽光発電は何年で元が取れる?5kWを2026年度FITで計算

太陽光発電5kWの回収年数を、設置費・自家消費・2026年度FIT・維持費に分けて計算します。

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情報確認日:2026/8/17

先に要点

住宅用太陽光発電が何年で元を取れるかは、設置価格、発電量、自家消費率、買電単価、売電単価で決まります。条件をそろえた5kWの試算では、機器交換費を含める前で約13〜15年がひとつの目安です。

ただし、電気料金や発電量は住宅ごとに違います。ここでは結果だけでなく計算式を示します。手元の見積書の数字へ置き換えて確認してください。

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この記事で確認できること

住宅用太陽光発電が何年で元を取れるかは、設置価格、発電量、自家消費率、買電単価、売電単価で決まります。条件をそろえた5kWの試算では、機器交換費を含める前で約13〜15年がひとつの目安です。

ただし、電気料金や発電量は住宅ごとに違います。ここでは結果だけでなく計算式を示します。手元の見積書の数字へ置き換えて確認してください。

初期費用0円の契約と比べる場合は、PPA・リース・購入の比較で契約期間中の総支払額をそろえてください。

5kWの回収年数を試算

今回の計算条件です。

項目設定
設置容量5kW
年間発電量5,000kWh
自家消費率30%
自家消費分の買電単価35円/kWhと仮定
2026年度の売電単価1〜4年目24円、5〜10年目8.3円/kWh
設置費127.5万〜144.5万円

年間発電量は、太陽光発電協会が示す1kWあたり年間約1,000kWhを使いました。設置費は、5kWを1kWあたり25.5万円または28.9万円で計算した値です。

1〜4年目の年間効果

  • 自家消費:5,000kWh × 30% × 35円 = 52,500円
  • 余剰売電:5,000kWh × 70% × 24円 = 84,000円
  • 合計:年間136,500円

5〜10年目の年間効果

  • 自家消費:52,500円
  • 余剰売電:5,000kWh × 70% × 8.3円 = 29,050円
  • 合計:年間81,550円

10年間の合計は、136,500円×4年+81,550円×6年=1,035,300円です。

11年目以降も年間81,550円相当の効果が続くと仮定した場合、127.5万円の設備は約13年、144.5万円の設備は約15年で設置費に届きます。これは維持費、出力低下、電気料金と卒FIT後の売電単価の変化を入れる前の単純計算です。

点検・パワコン交換まで含めた20年試算

11〜20年目も年間81,550円相当が続くと仮定すると、20年間の効果は1,850,800円です。一方、設置費へ後述する点検5回とパワコン交換の計62.8万円を足すと、総支出は190.3万〜207.3万円になります。

この条件では、20年間の効果が総支出を約5.2万〜22.2万円下回ります。11年目以降の売電単価は将来の契約条件であり、発電量の低下や故障もあるため、20年での回収を示す数字ではありません。補助金、実際の買電単価、屋根ごとの発電量を入れて計算し直す必要があります。

回収年数を左右する5つの数字

設置費

同じ5kWでも、屋根形状、足場、配線、分電盤、パネルの種類で総額は変わります。補助金を使う場合も、まず補助前の総額を比較します。

太陽光発電4kW・5kWの費用では、容量別の価格を公式データから計算しています。

年間発電量

方位、傾斜、影、地域の日射量によって発電量は変わります。営業資料の発電量だけを使わず、使用した観測地点と損失率を確認してください。

5kWの基準と月ごとの考え方は5kWの年間発電量で解説しています。

自家消費率

発電中に使った電気は、電力会社から買わずに済みます。今回の設定では、自家消費1kWhの価値を35円、1〜4年目の売電を24円としているため、自家消費を増やすほど収支は改善します。

ただし、蓄電池を追加する場合は購入費も増えます。自家消費率だけでなく、設備費を含む全体の回収年数を再計算します。

FIT終了後の売電単価

2026年度認定の住宅用太陽光は、最初の4年間と5〜10年目で単価が変わります。11年目以降の契約先と単価は将来の条件になるため、現在の高い単価を20年間続けて計算しないようにします。

制度の内容は2026年度の住宅用太陽光の売電価格で確認できます。すでに10年間の買取期間を終える設備は卒FIT後の売電・自家消費の比較を参照してください。

点検と機器交換

経済産業省の資料では、5kW設備の定期点検は1回約4.1万円、パワーコンディショナは20年間に1回交換し、一般的な市場価格は約42.3万円と整理されています。

実際の交換時期と金額は機種や故障状況で異なりますが、回収計算に維持費を入れなければ結果は短く見えます。詳しくは太陽光発電のメンテナンス費用を確認してください。

見積書で回収年数を見抜くチェック項目

  1. 設置費に足場・電気工事・申請費が含まれているか
  2. 年間発電量の根拠となる日射量と損失率があるか
  3. 自家消費率が暮らし方に合っているか
  4. 電気料金単価と売電単価が年ごとに設定されているか
  5. パワコン交換費と点検費が入っているか
  6. 補助金を受け取れない場合も計算されているか

複数社で試算が違うときは、利回りの数字ではなく前提条件をそろえて比べます。太陽光発電の一括見積もりサービス比較から、同じ屋根条件で複数案を集められます。

参考資料

情報確認日:2026年8月17日

この記事の根拠と確認日

本文で参照している資料です。各リンクの確認日は、制度や価格が現在も同じことを保証するものではありません。

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