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4人家族の蓄電池は何kWh必要?使用量から容量を計算

4人家族に必要な蓄電池容量を、夜間の電気使用量と停電時に使う家電から計算。5kWh・7kWh・10kWhを比較します。

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情報確認日:2026/8/28

先に要点

4人家族だから10kWh必要、という決め方はできません。必要容量は、平常時に夕方から朝まで使う電力量と、停電時に残したい家電の電力量の大きい方を基準にします。

一般的な検討範囲は5〜10kWh程度ですが、オール電化、エアコン、EV充電の時間によって差が出ます。スマートメーターや電力会社の会員ページから、30分ごとの使用量を確認して計算してください。

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この記事で確認できること

4人家族だから10kWh必要、という決め方はできません。必要容量は、平常時に夕方から朝まで使う電力量と、停電時に残したい家電の電力量の大きい方を基準にします。

一般的な検討範囲は5〜10kWh程度ですが、オール電化、エアコン、EV充電の時間によって差が出ます。スマートメーターや電力会社の会員ページから、30分ごとの使用量を確認して計算してください。

先に結論:容量別に向く使い方

容量帯検討しやすい使い方注意点
5kWh前後冷蔵庫・照明・通信を優先、夜間使用が少ないIHやエアコンを長時間使うと不足しやすい
7kWh前後日常の余剰電力活用と停電対策を両立200V対応と停電時出力を確認
10kWh前後夜間使用が多い、全負荷、長時間停電へ備える毎日充電・放電できないと容量が余る

人数よりも、実際に1日何kWhためて使えるかが重要です。昼の余剰発電が4kWhしかない家庭では、10kWhの蓄電池を毎日満充電にできません。

平常時の使用量から計算する

手順1:夕方から朝の買電量を集計する

過去12か月について、太陽光が発電しにくい17時から翌朝7時までの使用量を確認します。春秋と夏冬ではエアコン・給湯の使用量が変わるため、年間平均だけでなく最大月も見ます。

例として、夜間使用量が次の家庭を考えます。

時間帯使用量
17〜22時3.2kWh
22〜翌7時2.3kWh
合計5.5kWh

夜間使用量5.5kWhを蓄電池でまかなうなら、カタログの定格容量ではなく、実際に取り出せる初期実効容量が5.5kWh以上か確認します。

手順2:太陽光の余剰量と比べる

晴れた日に余剰電力が6kWhあっても、冬の平均が3kWhなら、大容量を毎日活用できるとは限りません。夜間使用量と余剰発電量の小さい方が、平常時に使える容量の上限です。

手順3:変換損失と非常用残量を見込む

蓄電池は定格容量を全量使えるとは限らず、直流・交流の変換損失もあります。さらに非常用として20%を残す設定なら、平常時に使える量は小さくなります。製品仕様の初期実効容量と運転設定で確認します。

停電時に使う家電から計算する

停電時は、普段の全家電ではなく優先する機器を決めます。次は計算例です。

使用機器想定消費電力使用時間必要電力量
冷蔵庫など150W12時間1.80kWh
照明80W5時間0.40kWh
Wi-Fi・通信30W12時間0.36kWh
テレビ100W3時間0.30kWh
炊飯器700W1時間0.70kWh
電子レンジ1,200W0.25時間0.30kWh
合計3.86kWh

この例では1晩に3.86kWhです。変換損失や余裕を見込めば、5kWh前後が検討開始点になります。エアコンやIHを追加すると必要容量は増えますが、同時に使えるかは蓄電池の出力にも左右されます。

シャープの公式カタログでも、停電時の使用機器例は容量ごとに異なり、6.5kWh、7.7kWh、9.5kWhなどでエアコンや調理機器の想定使用時間が変わります。これらは特定条件の例であり、自宅での使用時間を保証するものではありません。

容量より先に出力を確認する家電

次の家電を停電時に使いたい場合は、kWhだけでなくkWを確認します。

  • 200Vエアコン
  • IHクッキングヒーター
  • 電子レンジ
  • 電気ケトル
  • エコキュート
  • ドライヤー

たとえば容量が10kWhあっても、停電時出力が家電の同時使用を下回れば保護停止する可能性があります。全負荷型でも無制限に全家電を使えるわけではありません。全負荷型と特定負荷型の違いで配線と出力を確認してください。

4人家族でも5kWhで足りるケース

  • 昼間に発電した電気を家庭内で多く使う
  • 夜は冷蔵庫・照明・通信を中心に使う
  • 停電時はエアコンやIHを使わない
  • ガス給湯・ガス調理で大きな電気負荷が少ない
  • 特定負荷型で重要回路だけを残す

小さい容量は価格を抑えやすく、毎日充放電しやすい利点があります。停電が長引く場合は、翌日に太陽光から再充電できる構成かも確認します。

10kWh以上を検討するケース

  • 夕方から朝の使用量が8kWh以上ある
  • オール電化で夜間負荷が大きい
  • 200Vエアコンを停電時にも使いたい
  • 全負荷型で複数の部屋を使いたい
  • 2日程度の停電に備えたい

ただし、平常時の経済性を重視するなら、太陽光の余剰量と夜間使用量の両方が大容量に見合う必要があります。容量を使い切れない場合は回収年数が延びます。蓄電池は何年で元が取れるかへ実際の電気単価を入れて確認してください。

見積もり時に伝える条件

複数社へ同じ条件を渡すと比較しやすくなります。

  1. 過去12か月の電気使用量
  2. 17時から翌7時までの平均使用量
  3. 太陽光の容量、パワコン型番、設置年
  4. 1日の余剰売電量
  5. 停電時に使いたい家電と時間
  6. 200V家電を使うか
  7. 全負荷・特定負荷の希望
  8. 設置場所の寸法

5kWh・7kWh・10kWhの費用差は蓄電池の容量別価格、メーカーごとの製品構成は家庭用蓄電池メーカー比較で確認できます。

参考資料

情報確認日:2026年8月28日

この記事の根拠と確認日

本文で参照している資料です。各リンクの確認日は、制度や価格が現在も同じことを保証するものではありません。

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